漁港クセェ
昔の話だ
海岸で虐められている大きくて逞しい亀をオトヒメ様が顔を赤らめながら助けてあげました。
竜宮城へ連れて行かれた亀は「ナニか恩返し出来ませんか?」とオトヒメに言いました。
するとオトヒメは「もう少し大きくなってからお願いするね」とうつむきながら亀に言いました。
毎日亀はニンニクやら唐辛子やらマムシやらすっぽん(?)やらを食わされて硬く巨大化し、
首の周りには肉の壁が隆起し、その口からはダラダラと粘液まで流すようになりました。
オトヒメはもう頃合だと決心し、亀に言いました
「亀よ、そなたはこれよりずっと首の出し入れを続けるのだ」
亀は何の事か解からずに今までの恩返しのつもりで
「一生懸命に出し入れ致します」
と首をうなだれた。
「うなだれるな、ピンッと生きよ!」とオトヒメが言うと亀は一層首をそり返してヌルヌル粘液がテロテロと光る頭を上げた。
「ここに頭をいれるのだ」
オトヒメは自分のうずしお穴を亀の前にさらけ出した。
(ウッ…漁港臭ェー!)
と亀は一瞬顔を顰めたが、言うがままその頭を「ヌルン」と沈みこませた。
するとオトヒメが激しくのた打ち回り、海はオオシケとなり太平洋プレートまで歪み掛けた。
(これでは沿岸の人間が死んでしまう・・・いや、その前に私が膣で窒息死してしまう)
連日連夜の狂宴で流石の亀も衰弱していった
(鶴は千年も・・・私は万年もこんな目に遭うのか)
嫌気がさした亀はオトヒメにこう進言した。
「私のような両生類ではなく、本物の人間を試されては?」
オトヒメもまた人間と同じ様相をしている
「神に似せて主が作りたもう」
者なので、両生類よりも人間の方がしっくり行くだろう。
「よし亀よ、人間を連れてまいれ」
「ラジャッ!」
そしてその亀は再び浜辺で子供達に虐められているフリをしていた。
すると・・・・(終)
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2011年12月19日 | コメント/トラックバック(0) |
カテゴリー:体験談
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